🔁 2026年リライト版 この記事は2020年4月に公開した「MacBook Proを購入したら最初に行うシステム環境設定(2020)」を、2026年時点のmacOS(Tahoe 26 / Sequoia 15)とApple Silicon前提で全面書き換えしたものです。macOS Ventura(13)以降、「システム環境設定」は「システム設定」にリネームされ、UIもiOS風に完全リデザインされたため、当時のメニュー構造はもう通用しません。
MacBookを新しく買った(または OS をクリーンインストールした)ときに、毎回やっている項目のメモです。
ProductName: macOS
ProductVersion: 26.x (Tahoe) もしくは 15.x (Sequoia)
Architecture: arm64 (Apple Silicon)
「Appleメニュー」→「システム設定」から以下を調整します。順番は システム設定アプリの左サイドバーの並び に沿っています。
一般
外観
- 「外観モード」→ 「ダーク」
- 「アクセントカラー」→ 好みで(macOS 26 から色のバリエーションが増えています)
ソフトウェアアップデート
- 「自動アップデート」→ 「詳細」で、セキュリティアップデートのみ自動適用に。大型バージョンアップは手動で。
Apple Intelligence(macOS 15 以降)
- 不要なら オフ(本体SSDを数GB消費するため)
- 使うなら「Siri」側で「タイプ入力でSiri」を有効化
AirDrop・Handoff
- 「Handoff を許可」を ON(Mac・iPhone・iPad 間でのシームレスな作業引き継ぎ)
Wi-Fi / ネットワーク
- 「Wi-Fi」→ 「詳細」で、使ったことのあるネットワークから不要なSSIDを削除
- 「DNS」→
1.1.1.1(Cloudflare) や8.8.8.8(Google) を検討。プロバイダのDNSが遅い環境では体感が変わります
Bluetooth・サウンド
- ほぼ初期設定のまま
- 「サウンドエフェクト」→ 「起動時にサウンドを再生」をオフ(好みで)
コントロールセンター
macOS Big Sur (11) 以降、メニューバーとコントロールセンターのカスタマイズは 「コントロールセンター」 ペインに集約されています。
- 「Wi-Fi」「Bluetooth」「AirDrop」「集中モード」→ 常に表示
- 「バッテリー」→ 「割合 (%) を表示」を ON
- 「時計」→ 「秒を表示」「日付を表示」「曜日を表示」を ON
- 「Spotlight」「Siri」→ 表示しない(使わないなら)
Siri と Spotlight
- 「Siri」→ 不要ならオフ
- 「Spotlight」→ 「検索結果」で使わないカテゴリ(Webを検索、提案など)をオフ
プライバシーとセキュリティ
- 「セキュリティ」→ 「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」→ 「App Store と確認済みの開発元」を選択
- 「FileVault」→ オン(Apple Silicon ではほぼノーコストで暗号化されます)
- 「ファイアウォール」→ オン
- 「フルディスクアクセス」などは必要に応じて個別許可(開発者向けツールを入れるタイミングで)
デスクトップと Dock
Dock
- 「拡大」のチェックを外す
- 「最近使ったアプリケーションを Dock に表示」をオフ
- 「ウインドウをアプリケーションアイコンにしまう」を ON
- 「ウインドウタイトルバーのダブルクリックで」→ 「しまう」
Mission Control
- 「最新の使用状況に基づいてスペースを自動的に並べ替える」のチェックを外す(ウインドウ位置が勝手に入れ替わるのを防ぐ)
ステージマネージャ(macOS 13+)
- 好みで。ウインドウ管理を大きく変える機能なので、慣れている人はオフのままで問題ありません。
ディスプレイ
- 「解像度」→ 「スペースを拡大」(MacBook の作業領域が実質的に広がる)
- 「Night Shift」→ 「日の入りから日の出まで」をスケジュール
- 「True Tone」→ ON
- 「プロモーション / ProMotion」→ 可変リフレッシュ対応機種は 120Hz に
壁紙・スクリーンセーバ
- 「システム設定」→「スクリーンセーバ」→「ロック画面に展開」を ON(好みで)
- ダイナミック壁紙は好みで
バッテリー
- 「低電力モード」→ 「バッテリーのみ」
- 「バッテリー充電の最適化」→ ON
- 「メニューバーにバッテリーの状況を表示」→ ON
キーボード
- 「キーのリピート」「リピート入力認識までの間隔」→ 最大(文字入力のストレスが激減します)
- 「修飾キー」で
Caps Lock→Controlに割り当て変更 - 「F1、F2 などのキーを標準のファンクションキーとして使用」→ ON(Touch Bar モデルは廃止になったので現行機種では基本 ON)
- 「ユーザ辞書」→ 「文頭を自動的に大文字にする」と「スペースバーを2回押してピリオドを入力」をオフ
- ショートカット → Mission Control で「デスクトップNへ切り替え」を
Control + Nに割り当て(デスクトップを10個用意しておく運用)
入力ソース
- 日本語入力は ライブ変換をオン / 入力候補を表示 を好みで調整。macOS 標準の日本語IMEは 2020 年当時から大幅に改善されています。Google日本語入力の開発は事実上停止しているため、標準 IME でも問題ありません(どうしても不満があれば Kawochen IME など)
トラックパッド
- 「ポイントとクリック」→ 「タップでクリック」を ON
- 「軌跡の速さ」→ 最大
- 「追加のジェスチャ」→ 「アプリケーション Exposé」を有効化(3本指下スワイプで同一アプリ内のウインドウ一覧)
日付と時刻・ロケール
- 「24時間表示」を好みで
- 「メニューバーに日付と時刻を表示」→ ON(コントロールセンター側で設定)
共有
- 「コンピューター名」を適当な名前に変更(デフォルトの
Macbook-Pro系は避ける) - 「画面共有」「ファイル共有」→ 必要なときだけ ON
ユーザとグループ
- 「管理者アカウントはパスワードが必要」を確認
- FaceID (Face Recognition) 対応機種は「Touch ID とパスワード」で顔認証も登録
アクセシビリティ
- 「ディスプレイ」→ 「視差効果を減らす」を ON(仮想デスクトップの切り替えアニメが即座になる)
- 「カーソル」→ 「ポインタの振動でポインタを検索」を好みで
Time Machine
- 「自動的にバックアップ」→ ON
- 「オプション」→ バックアップから除外
/Applications(Mac App Store で再取得できる)~/.npm、~/.cache(再生成可能)~/Library/Containers/com.docker.docker/(Docker のディスクイメージは Time Machine で取る意味が薄い)~/VirtualBuildouts/(自作の仮想マシンイメージなど)~/.Trash
おまけ:Homebrew + dotfiles で自動化する
2020年の記事では「Ansibleを検討しつつ手動」でしたが、2026年は Homebrew Bundle と dotfiles リポジトリの組み合わせ で半自動化するのが標準です。
# dotfiles をクローン
❯ git clone git@github.com:<you>/dotfiles.git ~/.dotfiles
# Homebrew をインストール
❯ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
# Brewfile から一括インストール
❯ cd ~/.dotfiles && brew bundle
GUI設定(ダークモード、Dock のサイズなど)は defaults write コマンドでシェルスクリプト化できます。